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部落解放愛知県共闘会議 狭山現地調査、市民集会へ参加(2009/05/28)
県共闘会議が基軸に据える、冤罪の「狭山事件」。
決定的な物証はなく、自白の内容も不自然・不合理。これまでの裁判では事実調べも検査官手持ちの証拠開示も行われておらず、公正・公平な裁判が行われていない現実がある。
無実の罪を着せられた「石川一雄さん」は獄中に32年間も閉じ込められ貴重な青春を奪われた。裁判は浦和地裁の死刑判決、東京高裁の無期懲役判決、最高裁の上告棄却決定を経て、3次にわたる再審請求も棄却された。
これまでも多くの科学的根拠に基づく新証拠を裁判所に提出しているが、裁判所は2審判決以降一つも事実調べをしていない。
このことを踏まえながら、5月21日、共闘加盟団体17名が事件のあった埼玉県狭山市で現地調査を行った。
参加者は検察側が主張する事件当日の石川さんの足取りを追い、不自然不合理さを実感した。火災により消失し、当時のままに復元された石川さん宅へ行き、3回目の家宅捜査で発見されたとされる万年筆の不合理性を検証し、いかに警察によって捏造されたかを実感した。
二日目の午前は、国内最大規模の東京都中央卸売市場食肉市場の見学を行った。この市場は枝肉だけでなく内臓や皮を生産する「と場」とこれらの製品の販売を行う「市場」の部門から成り、安全安心なお肉を供給している。
場長からは市場の概要と未だに根強い食肉処理業務に対する差別や偏見、誹謗中傷があることが述べられた。差別や偏見は、と畜解体に従事している人をはじめ食肉市場で働く全ての人々の心を深く傷つけており、いかに不当であり、人権を踏みにじる行為であるか改めて考える事となった。
その後、急遽、厳重な衛生管理のもとセリの現場を見学することができ、参加者は貴重な体験喜んだ。
午後からは代々木公園にて「狭山事件の再審を求める市民集会」に参加した。集会には各県共闘会議、労組団体ら約4,000人が集まった。民主党からは細川律夫衆議院議員(党ネクスト法務大臣)が代表あいさつを行い「自白強要を防ぐためにも取り調べの可視化を早期に実現したい」と述べた。プログラムでは各級団体からアピールが行われ、石川さんの無実を訴えた。
デモでは代々木公園を出発し若者の多い渋谷界隈をシュプレコールと共に行進し、街行く人々に石川さんの無実、検察官手持ち証拠の開示、事実調べを強く訴えた。 |
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